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カテゴリー: 時事

洗えるマスク2枚の効果効能

政府がマスクを一世帯2枚配付すると決めたらしいです。新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)とその感染症(COVIDー19)への対策です。この対策に肯定的な意見を持っているので、どう考えているか説明してみたいです。

感染力などの考えの前提

前提として、私は、新型コロナウイルスの感染力は温度と湿度にある程度影響を受け、温度と湿度が上昇してくると(ゼロにはならなくても)感染力が衰えるだろうと予想しています。しかし、これまでの感染拡大状況(世界も含め)を見ると感染力が充分に衰えない可能性もあり、また、季節が変わるのを待っていると大勢の人が亡くなりかねないので、できるだけの対策を(できるだけ経済的ダメージの少ない方法を選びながら)打っといた方がいいと考えています。

また、新型コロナウイルスがここまで感染拡大している要因としては、感染者が自身の感染に気付かずに(または感染してるかもと思いながらそんなことないよねと思いつつ)行動して他の人に感染してしまうことが大きいと考えています。つまり、無症状や軽症の感染者も他の人に感染させることがあると考えています(感染させる力は症状がより重い場合と比べて弱いだろうと想像しますが)。それに、風邪薬とかを飲んで発熱などの症状は和らげても感染させる力はあまり和らげられないだろうと考えています。

それと、このウイルスは人に感染する他のコロナウイルスとかインフルエンザウイルスと同じように、接触感染と飛沫感染 (いわゆるエアロゾル感染も含む) で感染することもほぼ間違いない(空気感染はなさそう)と考えています。なので、ウイルスが粘膜(口、鼻、目など)に触れるのを防ぐのが肝心だと考えています。そして、手洗いやアルコール消毒は手に付いたウイルスの感染力を落とすので予防効果が高いと考えています。また、マスクの着用は、感染者と同じ空間にいる時のウイルスを含む飛沫の吸引を多少なりとも防ぐという面もありますが、加えて、もしかして自分が感染者だった場合に他の人に感染さないために(咳やくしゃみだけでなく発話でも飛沫が飛ぶことはあると考えています)、予防効果が高いと考えています。

あと、最も防ぎたいと思うのはこの新型コロナウイルスによって大勢の方が亡くなることで、次に防ぎたいのは新型コロナウイルスに対応してくれている医療関係とかの方が一人でもこれで亡くなることで、その次に防ぎたいのは大勢の方が経済的に大きなダメージを受けることです。

否定的な意見について

マスク配付に対し、否定的な意見もいくつかあるみたいです。ざっと見たところ、自分で作れるわい、足りないわい、医療機関とかにたくさん配るべきだわい、そのお金を飲食店とかの補償に回すべきだわい、といったものを見ました。いずれも、それもそうだとも思います。

自分で作れるわい。。。そういう方もいるでしょう。現に、いろんなとこで自作方法を公開している方々がおられます。すごいっす。正直、そういう、ちゃんとマスクしたり手洗いしたりしよって思う方の比率が高いことが、ぎりぎりで爆発的な感染拡大を食い止めている?最大の要因なんじゃないかと思います。でも、作る技術がなかったり、その気がない人もいるだろうな~っとも思います。わたしゃ作れませんので。

足りないわい。。。そりゃそうだ。夫婦と子ども2人なら1人で0.5枚。足らんわい。いくら家族でもマスクの使い回しはいやだ!もっとよこせや政府!って言いたい。いくつあればいいんだろうってなると、まあ最低でも1人2枚だよなーって思います(洗って1日おきに交換)。いや待てよ、マスク付けたらもう触っちゃいけないとか言ってる人もいるし最低でも1日3枚(朝着けて、昼飯後と夕食後には交換)の一日ごと洗い替えで6枚。いやいや、洗うの難しいから使い捨てマスクにしろ。って言い出したらきりがないよな~っとも思います。

医療機関とかにたくさん配るべきだわい。。。そりゃそうだ。新型コロナウイルスと最前線で闘ってくれている人たちにマスクがない状況はどうしても避けたいです。私としては、今回の新型コロナウイルス禍で、医療関係者とか(特に新型コロナウイルスと最前線で闘ってくれている方々)はどうにかして一人も亡くならないでいただきたいです。だから医療機関とかにマスクが必要なら最優先でそっちに回しましょう。ただ、待てよ、って思います。その方たち、政府の配るマスク着けるんかい?勝手な推測だけど、どうせ大したことないマスクでしょ?みんな散々ショボいって言うんでしょ?医療関係者とかは高機能のばっちり感染を防止できるマスクを付けるようにした方がいいんじゃないの?とも思います。そうなら、街中の人たちは、政府が配ったマスクとか、自分で作ったマスクとか、 買った洗えるマスクとか、どうにか洗った使い捨てマスク(全国マスク工業会さんがどうしても洗って使う場合の洗い方を発表してくれてるみたいです、効果はわからないみたいですけど自己責任ってことですやね)でも我慢して、医療機関とかにはしっかり高機能のマスクを行き渡らせる方がいいと思います。いろんなメーカーさんが頑張って増産してくれてますし、優先して必要なところに行き渡った後で街中にも流通してもらえればいいかと。ビジネスの側面もあるかでしょうけど、医療機関とかマスクを優先的に必要とするところには政府や自治体さんとかも絡んでメーカーさんや卸問屋さんとかから優先して購入できるようにできないのかな~、ひょっとして既にそうなってるのかな~、っとも思います。

そのお金は補償に回すべきだわい。。。今回の件で経済的ダメージを受けている方々、日本国内だけでもたくさんおられると思います。観光業界、航空業界、飲食業界、イベント関係の業界、演劇界、夜の世界の方々、子どもが学校に行けなくなっちゃった親御さん、学習の機会が減ってしまった子どもたち、スポーツ関係、遊興業界、などなど、すごくたくさんなので、補償はするべきなのかどこにいくらなのかしっかり考えた方がいいと思います。ただ、マスク2枚配るお金(30億円とか50億円とか誰かが予想してましたか)で補償するお金が全くなくなるとは思わないですし、もしマスク2枚配ることで感染拡大を防止して、そういう経済的ダメージを受けた方々にプラスの効果があるなら配った方がいいとも思うんです。全然計算したわけではないですが、マスク2枚を配った場合に配らないより外出自粛の解除が2日早まるなら、ダメージを受けている業界の方々にとってもプラスで、まあ日本全国で30億円とか50億円分の経済的なプラスの効果はあるんじゃないかと想像します。本当にあてずっぽですが。

さて、効果効能

まず、外出自粛要請ってのが東京都とかで出てるわけですが、もしみんなが絶対に外出しちゃいけないってなったら食べ物とかなくなっちゃって生活できなくなるので、完全な外出禁止と自己隔離で感染を防止することは無理と思います。海外でロックダウンとかってやってるようなのである程度の外出禁止と隔離はできるみたいですけど、経済的ダメージも含めかなり大変そうです。

なので、その前に打てる対策として、感染していない人たちは感染しないように、感染している人たちは他の人たちに感染させないように、できるだけ多くの人たちがそれぞれに危機対応モードに行動を変えることが必要だと思うんです。だって、感染症って疫病ですよね、 地震とか台風とか飢饉とかの天災と似たような危機的な状況またはその間際なわけで、天災が起きたら日常とは行動を変えますよね。

そんで、どう変えるかって言うと、具体的には、密閉、密集、密接をできるだけ避ける、手洗いまたはアルコール消毒する、マスクする、特定の地域に行った場合には自身が感染してるかもしれないので行動を慎む、などらしいです。なお、うがいについてはあまり言われてないですけど私はしています(日本の塩素しっかりっぽい水、ウイルスに効きそうですし)。

特に、軽症とか無症状の感染者から感染拡大が起きているらしいので、軽症の人たちはもちろん無症状でもできるだけ人と接する際にはマスクを着ける方がよいはずと思います。少なくとも医療機関に行く際のマスク着用と手の洗浄 (手洗いかアルコール消毒)を必須にして、さらには人と会う際のマスク着用と手の洗浄を必須にして、さらには外出する際のマスク着用と手の洗浄を必須にする方が予防効果が高くなるだろうと思います。

ただ、これには一つ障害があると思うんです。それは、「マスクなんて1つも持ってないー!どこ行っても売り切れで、作るなんてできーん!」って方はどうするんでしょうか。マスクないなら病院に行くな、人と会うな、外出するな、ってのはよくないです。そうなったら、色んな人たちが「だったらマスク配れよ」って言うと思うんです。

だから、今はできるだけ早く、少ない数でも、複数回使えるマスクをできるだけ広く配って、マスクが手元に一枚もないという方をできる限り減らすのがいいと思うんです。つまり、潜在的な感染者が街中に多くいそうな状況になって「みなさん無症状でも感染者かもしれませんからマスク付けましょう」ってなる状況を見据える必要があると(少なくとも東京とか一部都市では)。それがこの対策の効果効能だと思います。

急いでなければ誰に何枚とか調べた方がよいのでしょうけど、いつ爆発的に感染拡大するかわからないとすれば、とりあえず最低限ギリギリの枚数でも一律に送付しちゃうのが早そうです。それで、どうしても足りない家族には申請を受けて自治体から個別に送付するとかもできるはずです。

なお、PCR検査とかっていうのをもっと大々的にやるべきだってのもあるようです。ただ、陽性を陰性と判定したりその逆も多いという話も聞きます。本当のところはどうなんでしょう?あんまり間違った判定が多いならサイコロ振るのと変わらないですし、この検査についてはよくわかりません。ほぼ100%近い確率で正しく判定できるのなら、それによって医療関係者の感染リスクを高めないのであれば検査も多くする方がいいと思います。

それと、軽症とか無症状の方々も入院するのって感染者の周りの方々に感染させないためってのが大きいように思います。あんまり他の病気で軽症や無症状で入院しないですよね。でも、あんまり多くの感染者が生じると、どんだけ受け容れられる人数を増やしても限界があるから、やはり感染者がそれぞれに感染させない努力をしてもらうことが必要なんだろうと思います。どれだけ努力できるかは人それぞれなんだと思いますが。(2020/4/10追記:中国やイタリアでは感染者の増加に伴い軽症者を自宅療養としたことで家庭内感染が増加して感染爆発に至ったとの研究を報道する記事を目にしました。確かに、家庭内で自己隔離するのって、感染症の知識なんてあっても付け焼刃の人がほとんどの本人や家族が感染を防ぐこと、とても難しいと思います。なので、上記考察の、軽症や無症状の方の療養と自己隔離を本人に任せるという案は撤回します。あまりにも危険性が高そうです。東京都などが始めたようにホテルなどの協力を得ながら宿泊施設などでの療養と隔離を進めるのがよさそうです。うまくいくといいです。)

まあ、とりあえず東京やいくつかの都市がけっこう危険水準に入ってるらしいので、そこらへんに配り終える頃には外出自粛とかいろんな対策の効果で感染拡大が収まってて、ほとんどの人たちが「なんだよこんなマスク要らねーよ」って言えるのがいいなと。  以上です。

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闇営業の問題とは

 少し前に、お笑い芸人の方々が「闇営業」したとしてニュースになり、所属事務所から解雇されたり芸能活動の謹慎処分を受けていた。これについて違和感があるので、考えてみたい。なお、解雇や謹慎といった処分ではなく、これが「闇営業」として問題とされることに違和感がある。

 まず、例えば、A事務所と芸能人甲夫さんの間で、芸能活動は全てA事務所を通し、甲夫さん自身や他の事務所を通してお仕事を引き受けてはならない、という契約を結ぶことがある。これは、いわゆる専属契約などと言われ、特に問題はないと思う。事務所と芸能人の方がどういう契約を結ぶかは、ちゃんと合意していれば原則として自由だからだ。それで、こういう契約を結んでいると、芸能人の方は、所属事務所に内緒で芸能活動してお金を受け取ってはいけないことになる。この、内緒で芸能活動することを「闇営業」と呼んでいるらしい。芸能事務所と芸能人の方の間でしっかりした契約書がないこともあるらしいが、芸能界の商慣習としてあるようだ。

 今回の件では、A事務所に所属する営業力のある芸能人の方が営業活動を行い、同じ事務所に所属する他の芸能人の方に芸能活動を行ってもらったらしい。A事務所にとっては、これを許したくないだろう。事務所を通さずに勝手に所属する芸能人にお仕事されたら、その仕事に金銭面でも内容面でも関与できないことになってしまう。そうすると、所属事務所がもらえるお金がない上、もし相手がお仕事してはいけない人だったり世間的に許されないお仕事だったりしたら、A事務所にとっても大きなダメージになってしまう。

 しかし、これは事務所とそこに所属する芸能人の約束事の問題なのだから、解雇されたり謹慎を受けたりするほどの問題なのかというと疑問がある。今回の問題は、その闇営業の相手が詐欺グループだったり暴力団だったりと、いわゆる「反社会的勢力」だったことのはずだ。つまり、所属事務所ではない仕事の紹介者や本人が、その仕事を引き受けていいかちゃんと判断できなかったということだ。

 「反社会的勢力」との繋がりは、現在の芸能界では許されないことになっている。国家規模で「反社会的勢力」の排除を強く打ち出していて、人気商売である芸能人が「反社会的勢力」とお仕事していると、その芸能人も所属事務所も人気が低下して大きなダメージを受けるだろう。良いイメージを得るために芸能人の方に宣伝広告を依頼する方々は、そのような芸能人にも事務所にも、お仕事を依頼しなくなるだろう。

 例えば「闇営業」が一般人の誕生パーティーの余興だったら、これほど問題にならなかったのではないか。それは世間一般に許されないというより、所属事務所と芸能人の契約問題だからだ。契約違反なら、所属事務所が貰えたはずのお金を芸能人本人から受け取るなどの方法で解決できるだろう。

  でも、報道やネットニュースなどでは、「闇営業」がキーワードになっていると思う。相手が「反社会的勢力」だったことが問題のはずなのに。なぜ? 

 この答えとして私に思いつくのは、①言葉の強さとして「闇営業」にインパクトがあり話題になりやすいのであえてこの用語で話題にしている、②「反社会的勢力との繋がり」を真正面から話題にすると所属事務所にも芸能人の方にも世間が悪い印象を持ってしまうので「闇営業」というキーワードを使うことでこの問題をオブラートに包んでいる、③芸能事務所側としては闇営業をなくしたいので、闇営業全般を下火にしたいという思惑を持つ勢力があえてこのキーワードが多く流れるようにしている、という可能性だ。

 つまり、この問題は、芸能事務所と芸能人の方々とのパワーバランスにおいて、芸能人の方々に勝手に営業して欲しくないという芸能事務所側の思いが反映されているのではないかと疑ってしまうのだ。

 今回、「闇営業」の相手が「反社会的勢力」だったことで、大きな話題となった。しかし、もし「闇営業」の相手が「優良な一般人」であった場合、それを問題視して所属事務所が芸能人の方に解雇や謹慎といった大きな不利益を負わせたなら、世間は不当な契約だといって芸能人の方の側に立つのではないか(今回の件は氷山の一角にすぎず「優良な一般人」相手の「闇営業」もあったかもしれない)。

 もしそうなら、今回の件は、芸能事務所が「闇営業」の失敗事例(営業相手の身元調査が不十分だった)を契機に、「闇営業」がなくなる方向に世間を誘導しようとしているのではないかと勘繰ってしまう。仮定に仮定を重ねてしまうが、そう考えると、いろいろに芸能人の方が意見を表明しておられる中で、今回失敗してしまった芸能人の方を擁護する意見を表明する方がおられることも、合点がいく気がする。

 そこで、今後の在り方として、所属事務所と芸能人の方々のパワーバランスの問題ではあるが、芸能人の方が所属事務所を介さずに自分で仕事を見つけてきた場合には芸能人の方の取り分を増やすといった方策が考えられないだろうかと思う。

 例えば一件10万円のお仕事があったとして、所属事務所が仕事を見つけてきてその身元調査もするのなら取り分は所属事務所4万円で芸能人6万円とし、芸能人の方自身が見つけてきて所属事務所が身元調査するのなら取り分は所属事務所2万円で芸能人8万円とする、誰か紹介者がお仕事を見つけてきて身元調査を所属事務所がするのなら所属事務所2万円紹介者2万円で芸能人6万円、といった具合だ。こうすれば、それぞれに応分の取り分があることになる(もちろんこの割合は芸能人の人気とか営業しやすさとかによって上下するだろう)。

 これなら「闇営業」でも所属事務所に応分の取り分が発生するので、所属事務所が取って来れなかったお仕事を芸能人の方が自らの力量で取ってくることができ、また、所属事務所も相手の身元調査や芸能活動の内容に関与できて応分の取り分を得られるので、問題が少ないように思える。

 これまでの商慣習を変えることは簡単ではないだろうが、単純に芸能人の方は「闇営業」をしてはいけないという結論に達することは、それこそ所属事務所との間で芸能人の方々が不当な契約を結ばされることになってしまわないかと危惧する。

 と、このようにいろいろ考えたものの、問題はそう簡単ではないと思う。まず、所属する芸能人ごとに契約の詳細が違っていれば 所属事務所の契約管理はとても難しくなる。それに、芸能事務所には将来の金の卵である方を青田買いして育成しているところもあるようで、そうならば人気が出た後の将来の果実を所属事務所が得られない可能性があり、芸能事務所の経営が成り立たないかもしれない。

 正直、妙案を持っているわけではない。もっとよい方法を考えてみたい。ただ、今回の件で単に「闇営業」がダメだとすることには強い違和感がある。 営業相手の調査が不十分だったこと 、相手が「反社会的勢力」の方だったことこそが問題だったはずだと、強く思う。

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NGTが再び人気を獲得するために

 NGTの運営会社は、第三者委員会の報告を受け、「つながり」があったかもしれないメンバーの不問を発表した。そして、これまでNGT内にあったNⅢとGというチームを解散し、一期生と研究生という体制に改めると発表した。この状況で、NGTというグループが再び人気を獲得するための方策を考えてみたい。なお、週刊文春に掲載されたいわゆる”緊急学級会”もほぼ事実だろうという前提に立っている。

 各種メディアやインターネットの報道を見ると、運営会社のこれまでの決定がNGTのクリーンさを高めたり回復すると思っている人は少ないようだ。問題はこの点にあると思う。これまでの経緯から、スポンサーになってくれていた企業や自治体がかなり休止あるいは撤退しているようだ。新潟や企業のイメージを向上できないグループのスポンサーに戻るのは難しいだろう。とにかく、 NGTがイメージを向上できるクリーンなグループであるとアピールできる体制になることが重要と思う。

 そのために、一番よいのは山口さんの笑顔の復帰だと思う。しかし、山口さんが「つながり」のあったメンバーの処分(解雇)を望んでいるとしたら、「つながり」のあったメンバーも不問で残っているのだから、これまでの運営会社の対応で復帰を決心するのは難しいだろう。しかし、山口さんの望みがNGTのクリーンさであるなら、今後のNGTの活動を通じてそれを高めていくことは可能と思う。

 まず、運営会社は、山口さんに対してNGTのキャプテンとして戻って欲しいと申し出、受け入れられればそれを発表するのがいいと思う。受け入れられなかった場合には”緊急学級会”で山口さん側に立って意見を述べたメンバーにキャプテンを任せるのがいいと思う。できればその経緯も発表した方がいい。物語性が高まる。

 これにより、山口さん、新潟の人たち、ファンの人たち、スポンサーや、この件を目に耳にした人たちに対して、NGTがクリーンな体制となることをアピールできると思う。スポンサーを降りていた企業や新潟市、新潟県も、NGTを応援しやすくなる。山口さんが復帰しなかったとしても、NGTがクリーンになった(なる)とアピールできれば、近い将来に山口さんが復帰しやすくなる。できれば、NGTがクリーンになる過程に山口さんに参加していて欲しいと思うが、山口さんの気持ちを考えると無理強いはできない。

 そして、いつか山口さんが復帰すればマスコミは注目するし、新潟にとってもいいアピールになるだろう。うまくいけばNGTは国民的な人気を手に入れられるかもしれない。少なくとも、今の悪いイメージをそのまま引きずるよりよほどいいと思う。

 あと、もし山口さんが復帰できたなら、本人やメンバーが作詞して、ファンと新潟への想いを歌にした新曲を出せればいいと思う。何はともあれ聴いてみたい。話題性は高いと思う。ぼくは買いたいし会いに行きたい。

 いずれにしても、(完全に納得するものではないかもしれないが)山口さんが復帰しようと思える状況になることを願う。そして、これからも山口さんにとっては難しい状況が続くと思うが、その笑顔やパフォーマンスでみんなを魅了してくれることを願う。

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もしNGT山口さんの立場だったら

 前提として、今ぼくが知っている情報だけから書いてますので、真相はわかりませんけど、ぼくがNGT48というグループの山口さんの大変な立場に立ったらどうするだろう、という想像を、今のネット上の情報、第三者委員会報告書、それに関するAKSの記者会見の動画から知った情報をもとにして、考えてみる。

 今の山口さんの思いを独断ながら推測すると、もうNGTを辞める覚悟はしている。だけど、このまま疑惑のあるメンバーがなんの咎めも受けないなら、自分や誰かが後から報復を受けるかもしれない。それは阻止したい。それと、NGTを辞めるとしても芸能活動は続けたい(少なくとも自分から一方的に活動辞退を言い出すのではなく、きちんとAKSと協議の上で契約を解除して、契約解除後の芸能活動の制限とかあるなら無くしたいし、契約解除後に芸能活動を妨害されないよう書面で合意したい)。それと、今回の件で本当に嫌な思いをしているから、私を傷付けた誰かから謝罪を受けるとか多少の慰謝料を受け取るとかくらいはしたい。ということを考えると思う。

 で、その方法。

① 暴行の加害者に対しては、今からでもできるなら刑事訴追に向けた手続き(被害届の提出、告訴など)をする。それと、暴行で受けた精神的な痛みに対する慰謝料を請求する民事訴訟を起こす。それと、これらに対してAKSに協力を要請する。

② それと、松村さんが前言を覆して”つながり”あったかもしれないメンバーをきちんと調べずに一律に不問としたせいで山口さんがNGTの活動をしにくくなり精神的に非常に傷付けられたのだから、AKSと松村さんに対して慰謝料請求の損害賠償請求訴訟を提起する。その根拠としては、記者会見中に山口さんのtwitterを見せられた松村さんは、少なくとも、山口さんに対して”つながり”を持っていたメンバーは”クビ”にすると確たる証拠があればという前提条件付きで話したことを、認めていたと思う。これは、松村さんとAKSが、メンバーがファンと”つながり”を持つことをそれだけ重大な問題だと認識していたと言えると思う。そして、第三者委員会報告書には、”つながり”を持っていたメンバーが複数人いたようだと書いてある。それなのに、松村さんもAKSも、第三者委員会の報告書をもらった後、その”つながり”の有無、濃さや具体的な5W1Hなどを調べずに、一律に不問に付すと発表した。これは、山口さんに対する重大な約束違反だし、職場におけるメンバーの心身の安全を確保すべき会社の義務を果たしていない、という主張ができるのではないかと思う。

③ それと、実際に裁判になった時のことを想定して準備をしておく。まず、自分の側に立ってくれて勝てそうな弁護士の目星を付ける。あと、弁護士費用が用立てられないようならクラウドファンディングとかでファンから借りるか支援してもらう手筈も調べる。 裁判の証拠になりそうな資料を集める。 それと同時に、以上の動きのメリットデメリットについて、弁護士や環境型パワハラの専門家、労働紛争の専門家などの意見も聞く。勝てる見込みのない裁判ならやらない方がいいと思うから。

④ あと、今後、この件に関する話し合いの相手は松村さんだけとし、日々のアイドル活動は早川さんや現場の新しい運営スタッフとする、とはっきり分ける。それを松村さんにはっきり宣言し、合意を得る。Twitterなんかで公にも宣言する。それで、日々のアイドル活動と、裁判やその前段階の行動とは、自分の中ではっきりケジメを付け、両方ともしっかりやる(わかんないけど、例えば復帰した山口さんの握手会とかいろんな活動での人気や売上が爆上げしたら、例えば今年はないらしいから無理だけど総選挙でNGT内ダントツトップになるとか、そういう状況になったらAKSの対応も変化しそうに思う。)。

 以上①~④の方法が考えられるという意見を、誰かにTwitterとかに書いてもらう。たぶん、ファンのみんなとかはそれについて意見を言ってくれるだろうから、それもどうするか決めるときの参考にする。

 という準備をした上で、松村さんに、自分のTwitterにこんな意見が来てるんだけど、どう思うか、できればこんなことはやりたくないが、と相談する。そして松村さんに、AKSの顧問弁護士なりと相談して、このままだと裁判になるかもしれないけど大丈夫か、検討してもらう。処分一切なしを撤回するとか、そもそも処分することは公表しても誰をどうとか詳細は公表しないとか、クビにはしないけどもう少し軽い処分にするとか、何かいい案がないのか、もう一度考えてもらう。その際は、対応を変えるなら何日までに、と2週間か1か月くらいで期限を切る(AKSは月に2回は定時の取締役会を開催しているようなので、そこで会社としてきちんと意思決定できるだけの期間を設定する)。なお、松村さんとこれを相談する際に弁護士に同席してもらえるならその方がいいかもしれない。

 この相談がうまくいけば会社が対応を変えてくれるかもしれない。そうならなくて実際に裁判になったら、所属会社と裁判しながら続けるアイドルという、とても個性的な存在になる。その後、芸能界にいたとしても正統派のアイドルというよりはきわもの的な存在として扱われてしまうかもしれない。それはそれで格好いい存在だと思うが、そのことは覚悟しなきゃならないと思う。

 あとは心の在り方なんだろうと思う。いずれにしても、これら(特に切り分けたアイドル活動)を朗らかにやることが大切のように感じる。イメージとしては、もうこんなんなっちゃったから諦めた、達観した、笑っちゃうな、というスタンスは格好いいと思う。できれば悲愴感を持たないでやりたい。長丁場になるかもしれないし、自分も、応援してくれるファンの方たちも辛くなるから。

 と、考えたことを書いてみたが、めちゃくちゃ大変そうだ。こんなことしたらまた誹謗中傷もひどそうだ。正直、ぼくだったらとてもしんどい。やりたくない。そういう立場に立たざるを得なかった山口さんの心中お察し申し上げる。とともに、どんな決断をするにしても、今回の経験が山口さんの将来の心の財産になることを切に願う。

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ピエール瀧さん作品お蔵入りは悲しい。

 誰かが犯罪者になって関連作品がお蔵入りするのは悲しすぎる。その作品が宮崎駿さんの作品とかだったら目も当てられない。多分、日本中から、視聴させてくれっていう意見があふれるはず。でも、罪を犯した人がその作品に関わっていたことで、なんとなく気分が悪いのはわかる。見たくなくなる人もいるんだろう。

 だとすると、そのなんとなく悪い気分を解消することができればいいんじゃないかと思ったのです。それで、なぜ、なんとなく気分が悪いのかと言うと、こう思うんです。その作品を観ることで、罪を犯した人は利益を得ている(または今後得る)わけで、それを無視して映画を観てしまうと、ちょびっとではあるんだけど、その人にお金が入るわけで、それってその人を認めてる、犯罪を認めてるみたいで気分悪いよ、という感覚がある。それなんで、見たくない。もっと言えば、みんなにも見てもらいたくない、って気持ちになるんだろう。だから、そうじゃなくすればいい。

 そのためには、罪を犯してしまった関係者の将来の取り分を被害者団体や救済団体に寄付するという合意をすればいいんじゃないか?それで、そのことを制作会社さんとかが公表すればいい。そしたら、みんなはその映画を観られるし、映画会社さんは作品を公開できるし。

 でも、そんな話し合いを、逮捕されてる人とするのは困難なことが多いはず。なんで、出演や制作の契約書に当初から明記しておけばいいと思う。もし犯罪で有罪になったら、この作品でその人が受け取るはずだった、または受け取った報酬は全て被害者救済団体に寄付します。みたいな内容を書いとけばよいと思うんだがなあ。なお、だまして犯罪者に仕立て上げられちゃうみたいなのを防ぐためにも、犯罪被害者に直接お金を渡すようにするのはよくないと思う。それはちゃんと犯罪者と犯罪被害者が話し合うか裁判かで決めるべきことだから。

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