NGTの運営会社は、第三者委員会の報告を受け、「つながり」があったかもしれないメンバーの不問を発表した。そして、これまでNGT内にあったNⅢとGというチームを解散し、一期生と研究生という体制に改めると発表した。この状況で、NGTというグループが再び人気を獲得するための方策を考えてみたい。なお、週刊文春に掲載されたいわゆる”緊急学級会”もほぼ事実だろうという前提に立っている。
各種メディアやインターネットの報道を見ると、運営会社のこれまでの決定がNGTのクリーンさを高めたり回復すると思っている人は少ないようだ。問題はこの点にあると思う。これまでの経緯から、スポンサーになってくれていた企業や自治体がかなり休止あるいは撤退しているようだ。新潟や企業のイメージを向上できないグループのスポンサーに戻るのは難しいだろう。とにかく、 NGTがイメージを向上できるクリーンなグループであるとアピールできる体制になることが重要と思う。
そのために、一番よいのは山口さんの笑顔の復帰だと思う。しかし、山口さんが「つながり」のあったメンバーの処分(解雇)を望んでいるとしたら、「つながり」のあったメンバーも不問で残っているのだから、これまでの運営会社の対応で復帰を決心するのは難しいだろう。しかし、山口さんの望みがNGTのクリーンさであるなら、今後のNGTの活動を通じてそれを高めていくことは可能と思う。
まず、運営会社は、山口さんに対してNGTのキャプテンとして戻って欲しいと申し出、受け入れられればそれを発表するのがいいと思う。受け入れられなかった場合には”緊急学級会”で山口さん側に立って意見を述べたメンバーにキャプテンを任せるのがいいと思う。できればその経緯も発表した方がいい。物語性が高まる。
これにより、山口さん、新潟の人たち、ファンの人たち、スポンサーや、この件を目に耳にした人たちに対して、NGTがクリーンな体制となることをアピールできると思う。スポンサーを降りていた企業や新潟市、新潟県も、NGTを応援しやすくなる。山口さんが復帰しなかったとしても、NGTがクリーンになった(なる)とアピールできれば、近い将来に山口さんが復帰しやすくなる。できれば、NGTがクリーンになる過程に山口さんに参加していて欲しいと思うが、山口さんの気持ちを考えると無理強いはできない。
そして、いつか山口さんが復帰すればマスコミは注目するし、新潟にとってもいいアピールになるだろう。うまくいけばNGTは国民的な人気を手に入れられるかもしれない。少なくとも、今の悪いイメージをそのまま引きずるよりよほどいいと思う。
あと、もし山口さんが復帰できたなら、本人やメンバーが作詞して、ファンと新潟への想いを歌にした新曲を出せればいいと思う。何はともあれ聴いてみたい。話題性は高いと思う。ぼくは買いたいし会いに行きたい。
いずれにしても、(完全に納得するものではないかもしれないが)山口さんが復帰しようと思える状況になることを願う。そして、これからも山口さんにとっては難しい状況が続くと思うが、その笑顔やパフォーマンスでみんなを魅了してくれることを願う。
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