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もしNGT山口さんの立場だったら

 前提として、今ぼくが知っている情報だけから書いてますので、真相はわかりませんけど、ぼくがNGT48というグループの山口さんの大変な立場に立ったらどうするだろう、という想像を、今のネット上の情報、第三者委員会報告書、それに関するAKSの記者会見の動画から知った情報をもとにして、考えてみる。

 今の山口さんの思いを独断ながら推測すると、もうNGTを辞める覚悟はしている。だけど、このまま疑惑のあるメンバーがなんの咎めも受けないなら、自分や誰かが後から報復を受けるかもしれない。それは阻止したい。それと、NGTを辞めるとしても芸能活動は続けたい(少なくとも自分から一方的に活動辞退を言い出すのではなく、きちんとAKSと協議の上で契約を解除して、契約解除後の芸能活動の制限とかあるなら無くしたいし、契約解除後に芸能活動を妨害されないよう書面で合意したい)。それと、今回の件で本当に嫌な思いをしているから、私を傷付けた誰かから謝罪を受けるとか多少の慰謝料を受け取るとかくらいはしたい。ということを考えると思う。

 で、その方法。

① 暴行の加害者に対しては、今からでもできるなら刑事訴追に向けた手続き(被害届の提出、告訴など)をする。それと、暴行で受けた精神的な痛みに対する慰謝料を請求する民事訴訟を起こす。それと、これらに対してAKSに協力を要請する。

② それと、松村さんが前言を覆して”つながり”あったかもしれないメンバーをきちんと調べずに一律に不問としたせいで山口さんがNGTの活動をしにくくなり精神的に非常に傷付けられたのだから、AKSと松村さんに対して慰謝料請求の損害賠償請求訴訟を提起する。その根拠としては、記者会見中に山口さんのtwitterを見せられた松村さんは、少なくとも、山口さんに対して”つながり”を持っていたメンバーは”クビ”にすると確たる証拠があればという前提条件付きで話したことを、認めていたと思う。これは、松村さんとAKSが、メンバーがファンと”つながり”を持つことをそれだけ重大な問題だと認識していたと言えると思う。そして、第三者委員会報告書には、”つながり”を持っていたメンバーが複数人いたようだと書いてある。それなのに、松村さんもAKSも、第三者委員会の報告書をもらった後、その”つながり”の有無、濃さや具体的な5W1Hなどを調べずに、一律に不問に付すと発表した。これは、山口さんに対する重大な約束違反だし、職場におけるメンバーの心身の安全を確保すべき会社の義務を果たしていない、という主張ができるのではないかと思う。

③ それと、実際に裁判になった時のことを想定して準備をしておく。まず、自分の側に立ってくれて勝てそうな弁護士の目星を付ける。あと、弁護士費用が用立てられないようならクラウドファンディングとかでファンから借りるか支援してもらう手筈も調べる。 裁判の証拠になりそうな資料を集める。 それと同時に、以上の動きのメリットデメリットについて、弁護士や環境型パワハラの専門家、労働紛争の専門家などの意見も聞く。勝てる見込みのない裁判ならやらない方がいいと思うから。

④ あと、今後、この件に関する話し合いの相手は松村さんだけとし、日々のアイドル活動は早川さんや現場の新しい運営スタッフとする、とはっきり分ける。それを松村さんにはっきり宣言し、合意を得る。Twitterなんかで公にも宣言する。それで、日々のアイドル活動と、裁判やその前段階の行動とは、自分の中ではっきりケジメを付け、両方ともしっかりやる(わかんないけど、例えば復帰した山口さんの握手会とかいろんな活動での人気や売上が爆上げしたら、例えば今年はないらしいから無理だけど総選挙でNGT内ダントツトップになるとか、そういう状況になったらAKSの対応も変化しそうに思う。)。

 以上①~④の方法が考えられるという意見を、誰かにTwitterとかに書いてもらう。たぶん、ファンのみんなとかはそれについて意見を言ってくれるだろうから、それもどうするか決めるときの参考にする。

 という準備をした上で、松村さんに、自分のTwitterにこんな意見が来てるんだけど、どう思うか、できればこんなことはやりたくないが、と相談する。そして松村さんに、AKSの顧問弁護士なりと相談して、このままだと裁判になるかもしれないけど大丈夫か、検討してもらう。処分一切なしを撤回するとか、そもそも処分することは公表しても誰をどうとか詳細は公表しないとか、クビにはしないけどもう少し軽い処分にするとか、何かいい案がないのか、もう一度考えてもらう。その際は、対応を変えるなら何日までに、と2週間か1か月くらいで期限を切る(AKSは月に2回は定時の取締役会を開催しているようなので、そこで会社としてきちんと意思決定できるだけの期間を設定する)。なお、松村さんとこれを相談する際に弁護士に同席してもらえるならその方がいいかもしれない。

 この相談がうまくいけば会社が対応を変えてくれるかもしれない。そうならなくて実際に裁判になったら、所属会社と裁判しながら続けるアイドルという、とても個性的な存在になる。その後、芸能界にいたとしても正統派のアイドルというよりはきわもの的な存在として扱われてしまうかもしれない。それはそれで格好いい存在だと思うが、そのことは覚悟しなきゃならないと思う。

 あとは心の在り方なんだろうと思う。いずれにしても、これら(特に切り分けたアイドル活動)を朗らかにやることが大切のように感じる。イメージとしては、もうこんなんなっちゃったから諦めた、達観した、笑っちゃうな、というスタンスは格好いいと思う。できれば悲愴感を持たないでやりたい。長丁場になるかもしれないし、自分も、応援してくれるファンの方たちも辛くなるから。

 と、考えたことを書いてみたが、めちゃくちゃ大変そうだ。こんなことしたらまた誹謗中傷もひどそうだ。正直、ぼくだったらとてもしんどい。やりたくない。そういう立場に立たざるを得なかった山口さんの心中お察し申し上げる。とともに、どんな決断をするにしても、今回の経験が山口さんの将来の心の財産になることを切に願う。

カテゴリー: 時事

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