誰かが犯罪者になって関連作品がお蔵入りするのは悲しすぎる。その作品が宮崎駿さんの作品とかだったら目も当てられない。多分、日本中から、視聴させてくれっていう意見があふれるはず。でも、罪を犯した人がその作品に関わっていたことで、なんとなく気分が悪いのはわかる。見たくなくなる人もいるんだろう。
だとすると、そのなんとなく悪い気分を解消することができればいいんじゃないかと思ったのです。それで、なぜ、なんとなく気分が悪いのかと言うと、こう思うんです。その作品を観ることで、罪を犯した人は利益を得ている(または今後得る)わけで、それを無視して映画を観てしまうと、ちょびっとではあるんだけど、その人にお金が入るわけで、それってその人を認めてる、犯罪を認めてるみたいで気分悪いよ、という感覚がある。それなんで、見たくない。もっと言えば、みんなにも見てもらいたくない、って気持ちになるんだろう。だから、そうじゃなくすればいい。
そのためには、罪を犯してしまった関係者の将来の取り分を被害者団体や救済団体に寄付するという合意をすればいいんじゃないか?それで、そのことを制作会社さんとかが公表すればいい。そしたら、みんなはその映画を観られるし、映画会社さんは作品を公開できるし。
でも、そんな話し合いを、逮捕されてる人とするのは困難なことが多いはず。なんで、出演や制作の契約書に当初から明記しておけばいいと思う。もし犯罪で有罪になったら、この作品でその人が受け取るはずだった、または受け取った報酬は全て被害者救済団体に寄付します。みたいな内容を書いとけばよいと思うんだがなあ。なお、だまして犯罪者に仕立て上げられちゃうみたいなのを防ぐためにも、犯罪被害者に直接お金を渡すようにするのはよくないと思う。それはちゃんと犯罪者と犯罪被害者が話し合うか裁判かで決めるべきことだから。
コメント